みなさんこんにちは!
モジャです!
最近テレビを見てると藤井聡太七段の報道がかなり多くなってますね!
わたしもミーハーなのでかなりの藤井聡太ファンです笑
さて今回紹介したいのは今話題の将棋がテーマの作品、「りゅうおうのおしごと!」です。
「りゅうおうのおしごと!」のあらすじ
玄関を開けると、JSがいた――
「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」
16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に
押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。きゅうさい。
「え? ……弟子? え?」
「……おぼえてません?」
憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、
八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく――
wikipediaより
著者が白鳥士郎先生、イラストはしらぴさん担当しています。
この二人はとても有名な方達で担当している作品がアニメ化しています。
さて次から作品の詳しいレビューに入っていきたいと思います。
将棋に命をかける登場人物たち
この作品の登場人物は結構小学生が多かったりします。
はいそこのあなたロリコンだと思ってここで読むのをやめないで笑
この作品はロリコンの皮をかぶった熱血青春もの。
主人公は史上最年少で将棋界の最高タイトル「竜王」を獲得してる九頭竜八一。
八一は名前と持っているタイトルから「クズ竜王」なんて呼ばれてますが棋界のトップの才能を持っています。
普段は優柔不断の八一ですが対局中才能が発揮されるシーンでは普段とのギャップに鳥肌が立つほど痺れます。
八一には小学生の弟子が二人います。
一番弟子は家庭的で家事をなんでもこなす雛鶴あいちゃん。
内弟子として八一の家で一緒に暮らしているが八一のことが好きすぎてかなりの頻度で暴走(ヤンデレ)しちゃいます…
二番弟子はかなりのお嬢様でプライドが高い夜叉神天衣ちゃん。
普段は近寄りづらいところがあるけど押しに弱く相手を尊重してくれる心が優しい子。
普段は暴言を吐きまくるけど結局八一のことが好きな姉弟子、空銀子。
奨励会というプロ養成機関にいながら女流戦のタイトルを二つも持っているかなりの実力者です。
八一の小さい時からのライバルでかなりの厨二病を患っている神鍋歩夢。
お互いの強さを認めているからこそ負けられないというライバル戦は手に汗握るものがあります。
八一と銀子の師匠の娘さん、清滝桂香。
二人の内弟子時代は桂香さんが二人の面倒をみていたのでほんとお母さんみたいな包容力があります。
他にもあいちゃんの友達や年上のお姉さんなど魅力的なキャラがたくさん出てきます。
ほんとに魅力的だからいろんなキャラに感情移入をしちゃいます。
感想-エゴとエゴのぶつかり合い-
こんな魅力的なキャラたちが作り上げる物語はお互いの信念や大事なものがぶつかり合う本気の殺し合いです。
物語は八一の家に雛鶴あいが弟子にしてくれと押かけて来るところから始まります。
弟子をとる気がない八一は実力を見るという建前で対局をして、あいに弟子入りを諦めさせようとします。
しかし詰将棋しかしたことがないあいは八一を圧倒し、プロ棋士を敗北寸前まで追い詰める。
結果的に八一に才能を認められ弟子になることを許してもらうことができました。
自分の要求を相手に押し付けるために相手を倒す。
この作品の一つにテーマじゃないのかなって感じました。
ときには自分のため、ときには誰かのため、戦う理由は異なるが物語のこのような形で進んでいきます。
しかしこんなエゴイストだらけで作品として成り立つと思いますか?
昨日の敵は今日の友という言葉がありますがこの作品にぴったりな言葉だと思いました。
折れた骨が太くなってくっつくようにお互いを傷つける対局が終わった後は今までよりもさらに絆が深くなって新しい話につながっていきます。
仲間だけどライバル。この関係が複雑に絡み合って魅力的な物語になっているのだと気づきました。
熱血青春ものの新たな一面が見られる作品です。
まとめ
「りゅうおうのおしごと!」は少年ジャンプ漫画のような胸が熱くなる展開もありながらラブコメのように可愛いキャラたちにキュンキュンできるという一度で二度おいしいとても魅力的な作品です。
アニメも放送されていたのでまずはアニメからこの作品に触れてみるのもいいかもしれません。
また、アマゾンの書籍読み放題サービスにて1〜3巻が対象書籍となっています。
現実の将棋界がすごい時代を迎えそうになっていますが、ラノベの将棋界もめちゃくちゃ熱いです
現実の将棋もラノベの将棋もどっちも楽しみましょう!!
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