みなさんこんにちは!
モジャです!
さて今回は待ちに待った千歳くんはラムネ瓶のなか6巻の感想を書いていきたいと思います!
前回の結末から朔や優空、夕湖たちがどんな答えを出すのかずっと気になってました!
恋愛と友情が入り組んでいてどんな答えを出しても角が立ちそうで怖いです…
まぁここでぐだぐだしててもしょうがないので早速感想にいきたいと思います!
今回もネタバレありで書いていくのでまだ読んでない方はブラウザバックをお願いします!!
感想
優空の過去
いやー今回でやっと優空の過去に触れることができましたね!
5巻の夕湖の過去話の中でちょっぴり出てきましたが、朔との出会いは最悪と言っていいかもしれないです!
以前悠月との電話の中で「第一印象が最悪な男子とは恋が始まるもの」と言ってましたがまさかそれが優空のことだとは思いませんでした!
優空と朔の会話の中で印象に残っているのが「私を見つけてくれてありがとう」という言葉です!
優空の家庭環境が少し複雑で、家族に心配をかけないために優等生の仮面を被り周りとの壁を作って学校生活を送っていました!
しかしそれが無意識のうちに息苦しくなり、だけど家族に心配をかけないために我慢をして生活していたのだと思います!
そんな周囲との壁を打ち壊したのが朔でした!
最初はいきなり自分の触れて欲しくないところに踏み込んでくる朔のことが嫌いでしたが、だんだんと気を許していくことになります!
ズケズケと踏み込んでくる男子のことが嫌いなのに、その時だけは素の自分を曝け出せるみたいな!
優空も全くこの状況でした!
そんなときに優空のお父さんが病院に運ばれます!
優空がそのことで取り乱してしまったときにそばにいたのが朔です!
そして朔自身の家庭環境を説明しお前はどうしたいんだと優空に問いかけます!
そこで初めて家族に自分が抱えていた思いや葛藤を話し、これからは息苦しく生きていかなくていいのだと朔に感謝をします!
朔は自分と似た境遇を持っているからこそ見て見ぬ振りはできず、ずっと伝えようとしいたのだと思います!
そんなおせっかい焼きなヒーローに憧れちゃますよね!
だけどまぁこれはヤリチン糞野郎と言われてもしょうがないでしょと思っている自分もいます…笑
とにもかくにも優空がどのような流れで朔に救われたのかがわかってほんとすっきりしました!
友情
6巻を読んで1番最初に抱いた印象が友情が美しすぎる!というところです!
あくまで恋愛は朔たちの感情を表現するための手段であり、目的ではないと感じたほどです!
特にクライマックスで優空が朔と夕湖に叱っているところは本当に感動しました!
怒られているだけだとあまり気分の良いものではないかもしれません!
ただ本当に相手のことを思って嫌われても良いから伝えるべきところはきちんと伝える!
そのときの優空は普段の冷静さや大人しいところから想像もできないくらいです!
いつもは一歩引いてみんなのことを陰から見守っているような印象もありましたが、それはみんなのことを包み込めるだけの優しさが優空にあるからだと気付かされました!
そして6巻の最後の章のタイトルが「優しい空」ですよ!
こんなの目次をみて泣けと言っているものだと思います!
だからこそ朔と夕湖はきちんと自分の考えを話すことができたのかもしれないです!
夕湖は自分が朔のことが好きと公言することでライバルを少しでも減らせるように!
朔はヒロインみんなに特別な感情を持っていて、どの感情に恋という名前をつければいいのか分からないと!
こんな汚い感情を話してしまうと2度と友達でいることすらできないと感じてしまうほど2人は悩んでいました!
しかしそこを優空が優しく包み込んでくれました!
そして今まで以上の関係でいられるようになったのでしょう!
1巻から始まった正妻、妾論争がこんなところまで生きてくるのかとほんとにびっくりしました!
これからはどんな会話が伏線になっているのか分からないので裕夢先生のことが信じられなくなりそうです…笑
まとめ
今回の6巻で前半戦の締めくくりとのことで各ヒロインの掘り下げは完了といったところでしょうか?
他にも健太、海人、和希の3人も人間味が出てきたというのか感情があらわになるシーンが多くてめっちゃ感情移入ができました!
まさか健太と和希があそこまで仲良くなるなって思ってもいませんでした!
正直、正反対にいるキャラだと思っていたので…
ここからシリーズ後半戦ということで朔は自分の気持ちに名前をつけることができるようになるのでしょうか?
モジャ的にはもっと男4人のシーンを見てみたい気もします!
これからの展開は本当に予想ができないので大人しく7巻の発売を待っていたいと思います!
それでは今回はこの辺りで!
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